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2012.02.16 東野圭吾
先週末から風邪をひいて今日で5日目。ベッドに臥せっている。月曜日に落ち着いたと思って出勤したら、再び発熱。インフルエンザの菌は出ていないから、やはり風邪なんだろうけど、シンドイよ。

でも5日間で六冊、本が読めたってのは嬉しい。角田光代さんのが二冊。白石一文さんの新刊一冊。東野圭吾さんの笑小説シリーズ三冊。「怪笑小説」「歪笑小説」「毒笑小説」。以前「黒笑小説」も読んだのでシリーズは全部
読んだのだが、本当に楽しんだ。

笑えるのに、時々泣いたりしていろ自分がいる。「じーさんに線香を」は、自分がばーさんだからか、泣けた。「アルジャーノンに花束を」に因んで付けたタイトルだそうで、内容も、ある手術を受けた老人が、二十歳まで若返り、再び元の年令まで戻っていくというストーリー。禿げた頭には黒髪がふさふさと生え、滑らかな皮膚としなやかな体に戻った青年は、若い娘に恋心を抱くが、もちろん叶わぬ恋。再び老化が始まるのに、そう時間はかからなかった。薄暗い喫茶店で別れを告げる。

「毒笑小説」のあとがきで、東野圭吾さんが京極夏彦さんと対談している。それが最高に面白い。東野さんは、笑いのスイッチって、泣くスイッチのすぐ近くにあることに気づいたそうだ。というのは、あの「秘密」って小説、私なんか号泣しちゃった小説だが、もともとは笑いを狙って書き始めたのだそうだ。驚きだ。

笑っているのに泣きたい気持ちだったり、心から馬鹿馬鹿しくて大笑いしたり、風邪ひきの憂鬱を充実した時に変えてくれ東野圭吾さんに、敬礼。
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